不登校ありがとう集

うれしかった不登校対応事例7~子どもが「ダメ」と答えやすい問いかけをしてくれた先生~

つい「大丈夫」と答えてしまう子どもに対して、どう接すればいいんだろう?

学校が苦手な子どもの中には、「ダメ」や「できない」という言葉が言えずに、苦しんでいる子がいます。真面目な子ほと、親や先生から「大丈夫?」と聞かれると、つい「大丈夫」と答えてしまう。。。そんな子どもと先生が話すとき、どのように問いかければ、子どもは本当の気持ちを答えやすいのでしょうか。

うれしかった不登校対応事例→「ダメ」「できない」と答えやすい問いかけをしてくれた

困っていたこと

「ダメ」「できない」というネガティブな言葉を伝えるのが苦手だった。

うれしかった対応

面談で「大丈夫そう?ダメそう?」とクローズドクエスチョンで聞いてくれ、「ダメ」と答えやすくしてくれた。

クローズドクエスチョンとは、選択肢を用意して、その中から回答を選んでもらう質問の方法です。「イエス・ノー」で答えられるようにしたり、「AかBならどちらがいい?」など回答をあらかじめ用意して選んでもらうやり方があります。選択肢から選ぶので、自分の気持ちを言語化しにくい子どもにとって、回答しやすくなるというメリットがあります。

担任と面談する際に、担任が子どもに「大丈夫そう?ダメそう?」とクローズドクエスチョンで聞いてくれたこと。
大丈夫?と聞かれると、つい『うん大丈夫』って言っちゃうけど、ダメそう?という選択肢を提案してくれると、ダメを選んでもいいんだと。
できないと言っていいんだと、本人がわかるんだな。と思いました。
本人は、ダメ できないをネガティブなことと思っているようなので、担任からの提案はとてもよかったみたいです。
そして、必ず元気が出てやれそうと思ったら言ってね。と付け加えてくれたこと。
家でもクローズドクエスチョン実践しています。
ありがとうございました。

ちょっとした質問の仕方で、答えにくくなったり、答えやすくなったりするものです。先生の「子どもが答えやすいように」という心遣いがとても嬉しいですね!

そのほかにも、うれしかった不登校対応事例がいっぱい!

我孫子市内には200名を超える不登校児童・生徒がいます。欠席が年間30日未満でも毎日元気に登校することができない子どもたちもいます。そういったお子さんを持つ保護者が、学校の先生にしてもらって嬉しかった事例を集め、冊子にしました。

寄り添うような言葉かけだけでなく、ICT活用事例もあります。ぜひ先生方が不登校児童・生徒の対応で困ったときに、この冊子を手にとり、参考にしていただければと思います。すべて我孫子市内の事例です。いま隣に座っている先生の対応かもしれません。

我孫子市親子のありがとう集~うれしかった不登校対応事例~のPDFがダウンロードできます!

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